兵庫県の但馬地域、朝来市にある森田農場。
自然豊かな地でお米や丹波の黒豆、ゴルフ場の芝生を作っている農場です。
農林水産省が定めた"認定農業者"として朝来市から認定されています。
オンラインサイトでは、肥料にこだわって作った、私たちの自慢のお米を販売しています。
森田農場のお米は100%コシヒカリ。高級液体肥料の分野でアメリカトップに位置するRedox社の肥料を使用しています。
"環境にやさしい製品作り"をモットーにしているRedox社は、数多くの特許や非公開の製造法による商品を強みにしており、5つの製品でアメリカで最も権威のあるOMRIオーガニック認定を取得しています。 Redox社の肥料は、消費者のみならず生産者の健康も考慮し、原料のほとんどが植物性有機物からなる環境にやさしい安心・安全な資材です。 同メーカーの芝生用肥料は、ゴルフの四大メジャーやテニスの四大大会のうち、いくつかのコースでも使用実績があります。
田植え前、春にベース肥料と土壌改良剤としてRedox社のフミン酸資材を散布します。 そして苗が育ち、穂が実り、お米の花が咲く時期から収穫までの稲穂が成長する時期に、2週間間隔で液体肥料を葉面散布します。 この液体肥料は、窒素代謝を促進する吸収率の高いアミノ資材と、台風などにより葉鞘が折れることや倒伏を防止するためのカルシウム・ケイ素資材の液体肥料を混ぜ合わせたもの。 この葉面散布によって、お米の味がぐっと良くなります。
肥料にこだわる森田農場と他との違いは、この2週間おきの施肥頻度と葉面散布という手法です。
一般的には粒の肥料を1〜2度土壌散布するという方法がとられており、森田農場の施肥方法はとても珍しいと言えます。
朝来市は兵庫県北部の但馬地域にあり、京阪神から電車や車で約2時間、兵庫県の中央に位置しています。
朝来市の全国的な知名度は低いものの、天空の城と呼ばれる有名な竹田城があります。日本のマチュピチュとも言われており、雲海に浮かぶ姿はとても美しく、CMでも話題になりました。 また、近畿最大級の円墳である茶すり山古墳や、史跡の生野銀山など、数々の歴史的な遺産があります。
気候は日本海側気候、内陸性気候で昼夜の寒暖差が大きく、美味しい作物が作りやすい環境にあります。
但馬地域の田んぼの水源は一級水系の本流円山川。円山川は朝来市の生野町円山から豊岡市の日本海へ流れています。下流にはコウノトリが生息しており、ラムサール条約にも登録されています。水量も豊富で、米作りにふさわしい土地と言えます。 朝来市にもコウノトリの人工巣塔があり、水田を歩いている姿が度々見られます。豊かな自然と、コウノトリの優雅なその姿に心が和みます。
森田農場のお米は、無農薬や特別栽培農作物ではないですが、農薬を減らして安心して食べていただける努力をしています。
田んぼの畦の草刈り頻度を増やす事で、稲の育成を妨げる雑草侵入や白米に黒い斑点をつける害虫繁殖発生リスクを抑えることができています。
そして高性能な石抜機、グレーダー、色彩選別機を採用しているため、小石や異物の混入を防ぎ、色形や粒の揃ったお米だけを選別して美味しいお米を提供しています。
安心・安全な森田農場のお米は、ホテルや飲食店、地域の保育園の給食でも使用されています。
また、ボランティアで小学校の田植え体験や黒豆の苗移植を行ったり、地域の餅まきにも長年餅米を提供しており、大蔵自治協議会から感謝状を贈呈されています。